こんにちは、アバレブラックのアスカです。

なんで私が出てくるのかって・・・

そんな邪険にしないで下さいよ。

私だってみなさんとお話したかったんですから。

え?なんの用事って・・・。

実は、近頃とても気になる出来事がございまして・・・。

まぁ、そのことと言うのも私の仲間の凌駕さんと幸人さんの事なんですけど・・・。

少し興味がわいてきたって?

じゃ、すこしだけお話聞いていただけます?

 

突然ですが恐竜やに住んでいる私たちは「センタクキ」と言う機械や

「オフロ」という部屋は共同で使っています。

その皆で使っているものの一つに、「レイゾウコ」と言うものがあります。

これには各自で買った食品やのみものを入れるのです。

これに入れておけば、何でも冷たいまま食べることが出来てしまうのです。

すごいでしょう?!

それは置いておいて・・・その「レイゾウコ」の中に皆が物を入れると

誰のものだかわからなくなってしまいます。

それで決められたルールが「入れたものには名前を書くこと」。

だから、「レイゾウコ」に入れるときは、

一人一人が『アスカ』や『らんる』、『凌駕』と書くのです。

三条さんは最初『幸人』と書いていたのですが、

何かかわいくて皆がからかうものだから『B』と書くようになってしまったのです。

でもそっちの方がなんか幸人さんらしくなくて可愛いのを本人はわかってないのです。

あ、また脱線してしまいましたね、すいません。

それで、介さんが用事があっていない為に恐竜やの掃除や、

日々介さんがやっていることをを私たちですることになりまして・・・。

洗濯当番のわたし、料理当番の幸人さんと、買い物当番の凌駕さんとクジでひいて当番を決めました。

早速凌駕さんは舞ちゃんとエミポンさんが公園に行くと言うので

ついでにと二人を連れて買い物にでかけ、私たち3人は恐竜やの掃除を始めました。

そして「レイゾウコ」当番になったらんるさんが「レイゾウコ」の整理をしていたみたいなんですが

突然大きな声をだしてあるものを取り出したのです。

「あ〜!!!!!これあの30日並ばないと買えないと言うあの、あの・・・!!!」

「・・・・・・・・・・クックおばさんのシュークリームか・・・」

「ナンですか?それ」

「高級卵を使ったカスタードクリームをふんわり焼き上げたシューで包んだ

今テレビでも評判のお菓子だな」

「・・幸人さん・・・・・詳しいですね」

「・・・うるさい」

「ね、これ誰の???」

そのらんるさんの言葉に反応した人はいませんでした。

「・・・介さんが買っておいてくれたのかしら?」

「・・・そうかもしれませんね」

「・・・・・・・・・食べるか」

「「えっ?!」」

「こんだけあるんだ、先に少しくらい食べてもいいんじゃ・・・ないか?」

「そ・・そうね、少しだけ」

「らんるさんまで!!!!」

「アスカさん?これ食べないと損ですよ〜?」

「・・・口がとろけるほどうまいらしい」

「アスカさん!少しだけだから」

「・・・頬っぺたが落ちるほどうまいらしい」

「ね、ちょおっとだけ、ね???」

「・・・天国に昇る気分になるくらいうまいらしい」

・・・ごくり。

「「「いっただきま〜すvvv」」」

結局こうなってしまいました、本当にいいのでしょうか?

でも妙に詳しい幸人さんや押しの強いらんるさんに勝てるはずありません。

わたしは覚悟をきめてその「しぃ〜くりぁむ」というものを口に含みました。

 

・・・・・・・・・刹那。

「おいし〜!!!!!!!!」

「うまいな、結構」

「うますぎです!!!!!!!」

という絶叫が響き渡りました。

本当においしかったのです、これは。

なんというか・・・・・・・言葉に表せません!!!

口がとろけるほどうまくて頬っぺたが落ちるほどうまくて天国に昇る気分になるくらいうまいのです。

とにかくうまい!!!

そうなると・・・・もう止まりません。

「あと1つだけ・・・」

「あと一口だけ・・・」

「介さんと舞ちゃんとエミポンの分は一人2つとして6つ、のこしておかねきゃね。

それ以外は・・・・・・・!!!」

もう結果はおわかりでしょう。

その6つを残して、全て・・・完食です。

あぁ何てこと!

どうしてこんなことに・・・?

「たっだいま〜・・・・・・アレ?

・・・・・・・・・・・・あ〜〜〜〜〜〜!!!!!」

そこにちょうど良く凌駕さんが帰ってきて、恐竜やのドアを開けるなり大きな声で叫んだのです。

「俺のシュークリームが!!!!!!!」

「「「ええぇ????!!!!」

「でも名前が・・・」

「裏に書きました!!!」

「「「あ、ほんとだ」」」

なんとあの「しぃ〜くりぁむ」というものは凌駕さんのものだったのです!

「昔バイトしてた店のコネでもらったたった一つの・・・・・・」

「ご、ごめんなさい凌駕さん!

でも、ほら、一人2個ずつ食べれるように・・・」

「そうです!舞ちゃんとエミポンさんと介さんの分はちゃんと取っておいたん・・・」

「・・・凌駕の分は?」

「「あ」」

「ひっど〜いですよ皆さん!!!

俺を忘れるなんて!!!」

「ごめんなさい!凌駕さん!!!ゆるしてくれるなら何でもするわ!」

「すいません凌駕さん!私にも何でも言ってください!」

「・・・・・・・・・・・・右に同じ」

当たり前だけど俺たちに混じって幸人さんも素直に反省しているみたいだったんです。

逃げずにうつむいていることがその証拠で・・・。

するとその幸人さんの様子をみて突然凌駕さんの顔が変わったんです!

白から黒、そんな感じに。

凌駕さんはいきなり笑顔になると、僕らに微笑みかけて言った。

「じゃあ、こうしましょう。

俺は食べなくても良いからもうシュークリームは他の皆にあげてください。

ただし・・・

らんるちゃんは俺が買い忘れちゃったたまねぎを買ってきて欲しいんだ。

アスカさんは今出し忘れちゃったクリーニングに行ってもらいたいんだけど。

それで二人ともどう?」

「もちろんよ!!!」

「何でもしますよ!任せてください!!!」

凌駕さんは食べれなくてもそれで許してくれると言うんです。

いいのでしょうか?

「それで、もう1つの条件としては。

ついでに舞ちゃんとエミポンが公園にいるので迎えに行って一緒に何時間か遊んであげてください」

「はい!わかりました、お安い御用です」

「わたしもよ!・・あれ?でも三条さんは?」

そうなんです、凌駕さんは幸人さんにはなにも罰を与えないのです。

するとらんるちゃんの言葉を受けて凌駕さんは更に怖いくらいの笑顔を作ったのです。

そして幸人さんの方を見ながら言ったのです。

「三条さんには・・・俺の部屋でちょっとして欲しいことがありまして」

「え?それ、一体なんですか?」

「・・・暴れてもらうだけですよ、存分にね」

私は意味が全くわからなかったけどその言葉を聞いた途端、幸人さんは少し体を震わせて青い顔になりました。

「だからお前こいつらを外に・・・!・・・俺は嫌だ!」

な、なにを言ってるのでしょう?!

そんなこと今更許されるとでも?

「いいんですか?そんなこと言って。

反省してるんじゃなかったんですか?それとも・・・また別の日に倍返しのほうがいいんですか?」

「っ!!!俺はこいつらと一緒に・・・」

「だ〜めですよ、三条さんはソレをしないと許せないなぁ〜?

それとも何ですか?あの三条幸人が一度言った『何でもする』って言葉を

取り消すんですか?ありえないなぁ〜。ダンディズム、とやらが泣きますよ?」

なんのことやらわたしはさっぱりわかりませんが、幸人さんは何も言えなくなりました。

一体どうなってるんだろう?

「じゃ、皆さん。よろしく〜v」

「は〜いvvv」

凌駕さんがドアまで私たちを送ってくれたのでらんるさんはうきうきで外へ飛びだしていきました。

だから私も後を追おうとしたらふいに凌駕さんに呼び止められてこういわれたのです。

「アスカさん、・・・なるべくゆっくりしてきてくださいね?」

「は、は〜い・・・?」

なんだか・・・怖い!!!

ゆっくり帰ってこよう、何だかわからないけど。

すると幸人さんが奥から飛び出してきてなにやら叫んでいました。

「馬鹿!!!早く帰って来い!!!すぐに!!!・・」

「幸人さん?」

私が不思議そうな顔でそう言うと凌駕さんはにこり、と笑って、

「そんなこと言うと・・・手加減しませんよ?」

後ろにいる幸人さんにそう言ったのです。

すると幸人さんはみるみるうちにまるでゆでだこのように赤くなって

その場に立ちすくんでしまいました。

「きっと優しく、して差し上げます・・・『幸人』さんv」

その台詞を最後に恐竜やのドアは閉められたのです。

 

しばらくして私たちが帰ってくると笑顔の凌駕さんが居間で満足気に迎えてくれて、

幸人さんは・・・何故か凌駕さんの部屋で動けずの人に、なっていたのです。

 

皆さん・・・。

なんでこんなことになったのでしょう?

教えてください!

こんな私でもまる5分は悩んだ出来事なのです。

気になって仕方ない。

どうやら・・・私は地球についてもっと知ることが必要みたいです。

でも、話すことで少し楽になったような気がします。

これからもまだまだ二人を観察していけばわかるかもしれません。

是非、これからの相談も聞いてくださいね。

それではまた。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

<コメント>

途中で内容が変わりました。

ま、いいか(いいのか?!)

ちなみに、これは続き物にする予定です。

評判が良かったら続編を急いでかきますので

続きがみたい方は一言くださると

頑張って超スピードで書きます。

でもこれ、ちょっと設定に無理があるかも。

ま、いいか(いいのか?!)

適当なので逃げます(逃)

 

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