こんにちは、またまた現れたアスカです。

また、私のお話聞いていただけます?

先日とっても理不尽な出来事があったのです。

みなさん、私の苦労を・・少しだけ聞いてください。

 

その日、幸人さんは珍しく居間で居眠りなどなさってました。

よっぽど戦いに疲れたのでしょう、少しの物音にも起きる気配がありませんでした。

いつもきつく睨んでいる瞳はながい睫に隠されて閉じ、

一文字に結んでいる口も眠っているときは少し開いていました。

こうやっているとやっぱりまだ幼さを残す顔に私は苦笑しつつも見とれていました。

いや、見ていただけです!

やましい気持ちなどありません!ほんとですよ?

ま、そんなときやっぱり何かを嗅ぎつけて来たのはもちろん凌駕さんです。

眠っている幸人さんを見つけるとまるで宝物を見つけたような顔をして、

じりじりと幸人さんに迫っていきます。

その姿はハイエナの如しです!

ようやく幸人さんの近くにたどり着いた凌駕さんは今度はそっと人差し指を幸人の頬に近づけてそっと

・・・刺した!

ぷに、と音がしそうなほど幸人さんのほっぺたは柔らかそうにへこみます。

わ、わたしも触ってみたい!

それでも幸人さんは起きません。

あぁ見てられない、止めなきゃ。

そう思った時です。凌駕さんはテーブルの上にあった銀の縁のメガネを手にとり

おもむろに幸人さんにかけたのです。

それはもう、皆さんのご想像通りストイックな雰囲気が言いしれぬ色気ををかもしだして・・・

いや!すごい似合ってたんです、それだけです!・・・ほんとですよ?

そこへ今度はキッチンで料理を作り終わったらしいエミポンさんが姿を現したんです。

エミポンさんはピンクのフリフリのレースつきの女の子らしく可愛いエプロンを身に着けていました。

それに気づいた凌駕さんは獲物を狙うような目をしてエミポンさんに近づいていきました。

そして凌駕さんはエミポンさんに話しかけて、何か交渉しているようでした。

するとエミポンさんは何に使うの?と不思議な顔をしながらも凌駕さんにエプロンを渡したのです。

ま、まさか!

そのまさかです!

凌駕さんはそのエプロンを幸人さんにかぶせて、満足気に微笑みました!

これは・・・確かに可愛い!

皆さんも想像してみてください。

メガネにピンクのエプロン・・・。

台所にこんな人がいたら押したおして・・・

いや!すごい似合っていたのです、それだけです!・・・ほんとなんですよ〜!!!

これで満足したかと思いきや・・・そんな甘い凌駕さんではなかったのです。

凌駕さんはきょろきょろと周りを見渡しています。

・・・実は私、さっきからどうしてもしたいことがあったのです。

このテーブルの上にある、白いふわふわした猫耳がついている頭にはめるもの(これはなんというのでしょうか?)

を幸人さんにつけてみたい・・・!!!

これは先日舞ちゃんがお遊戯で使ったとかで持ち帰ってきたものなのです。

これをつければ幸人さんの頭には可愛い猫耳が生えるはず。

あぁ、でもそんなこと言い出せるはずが無い・・・!

私は悩みながらふと幸人さんの方を見ました・・・すると!

合っちゃったのです、目が!あの野獣と。

確実に凌駕さんの目は私の手の中の猫耳を見ています。

いいのでしょうか?渡しても・・・

でも私は好奇心に負けてついソレを・・・渡してしまったのです。

それでまぁ見事に幸人さんの頭には可愛い猫耳が生えることとなりました。

か、か、かわい〜vvv

なんてキュートなんでしょう!

このかわいらしいメガネをつけた寝顔に、ふわふわと毛が生えている猫耳が!

いますぐこのまま襲い・・・!

いや、ほんと、すごく似合ってたのです!それだけ、それだけです!ほ、ほんとです〜!!!

そんなとき。

がばっと凌駕さんが幸人さんに覆いかぶさったのです。

だ、ダメです!気持ちはわかりますが!

もちろん私は必死で凌駕さんを止めました!

「離してくださいアスカさん!

眠り姫は王子様のキスで目をさますんです〜!」

な、何を言ってるのでしょうこの人は!

「ダメです!!!そんなことしたら幸人さんさすがに起きてしまいますよ!」

「いいや今なんです!後で殴られても俺はずっと愛に生きるから大丈夫なんです!」

「何言ってるんですか、しっかりしてください〜!」

 

「・・・人の上で何やってるんだお前ら」

 

「「幸人さん!!!!!」」

なんてタイミングが悪いのでしょう・・・。

起き上がった幸人さんはまずメガネに気づき、その後エプロンに気づきました。

そして頭に怒りマークを浮かび上がらせてすごい形相で私たちを睨みました。

その格好で睨んでも迫力ないのですが・・・。

「お前ら〜!!!!!!!」

え?『お前ら』???私もなんですか〜?!

私は凌駕さんを止めようとしたのにぃ〜!

それから幸人さんは私たちを追いまわし近所の公園まで追いかけてきて

なんともすごい力で私たちを捕まえて頭に大きなゲンコツをくれたのです。

何となく理不尽なんです、わかっていただけますよね?

でも、でもそれよりも・・・、幸人さん!!!

お願いですから・・・!!!

 

頭の猫耳に・・・気づいてください!!!!!!

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

<コメント>

くっ、くだらない・・・!!!

え、なにこれは!

妄想爆発してしまいました。

女子高生で満足していたはずなのに。

くっ、くだらない・・・!!!

どうしよう・・・

これこそ駄文なのです。

あぁ、あまりにバカなので、逃げます(逃)

 

SEO [PR] 爆速!無料ブログ 無料ホームページ開設 無料ライブ放送